涙溢れた夜。



この方と出逢って、見続けて、約二年。
生きてゆく。
そう感じる方です。
弾き語り 奥本めぐみさん。
そんなめぐさんの初の弾き語りのアルバムに参加させて頂きました。
音楽のこと、人生のこと、日々のとりとめのないこと、いろいろなことを話してきました。
そんなめぐさんのアルバムのレコーディング二日間の記録です。
7/6 翌日から始まるめぐさんのRecに全身全霊モード。
送って下さったデモを何度も聞いて、バイオリンで弾くラインをイメージ。
今回は、めぐさんの唄を心で感じ、聞こえてきたラインを弾くことに一番重きをおきました。
7/7 七夕のこの日、始発の新幹線に乗っていざ関西へ。
今回は、神戸にあるFUJITSU TEN スタジオ フォルテでのレコーディングとなりました。
神戸は、私の故郷であり、めぐさんの故郷でもあります。
やはり奇縁だなぁ、と思います。
小ホールのような響きと佇まい。
いい音なんだろうなぁ。
入った瞬間にそう思える空間でした。
ブースには入らず同じ空間で、めぐさんの弾き語りと私とで数曲。そして、めぐさんの弾き語り数曲、と録りました。
非常にスムーズに進みました。
めぐさんのピアノの音と歌声にその集中した空気感が気持ち良く流れていて、より時の流れとマッチしていたように感じました。
めぐさんのエネルギーの持続力や定力をひしひしと感じました。
佳い曲、佳い唄、佳い詩。
コンソールルームでずっと聴かせて頂いていましたが、その音と姿に感動した一日目でした。
7/8 レコーディング二日目。
めぐさんの盟友であるベースの笹井さんも合流し、三人で録ったり、めぐさんと笹井さんのDuoを録ったり。
前日との音の対比具合と馴染み具合のバランスがとても佳く、とても楽しかった!
笹井さんとは初共演だったのですが、めぐさんの盟友という時点で知らない感じがない。笑
音も人もとっても熱く、温かい方でした。
非常に濃厚で心に残る二日間。
誘って下さっためぐさんに心から感謝しています。
声をかけて頂いた時、とても嬉しかったのです。
結局、こういうところの共有で音楽しているし、これからもそうしていきたいなと実感させて頂きました。
めぐさんに出逢って、今まであまり感じたことのない気持ちや感情をたくさん共有させてもらっているように思います。
熱く生きる、と言葉で書くと少しニュアンスは違うかもしれませんが、でも、そんな風に生きるってすごいと思うのです。
苦悩したり、また突き進んだり。
人生ってなんでこんなことがあるんだろう。
でも、生きていくんだ。
めぐさんとお酒を酌み交わした初日の夜。
この日のことは一生忘れません。
発売は、秋頃予定されています。
一人でも多くの方に聴いて頂きたい作品です。
きっと、あなたのいろいろな感情を共有してくれるアルバムです。
with maiko
2015-07-16(Thu)
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